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前田紀貞建築塾 第8期ブログ

キャサリンが書いています。

 
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第一課題、講評会来る。

本日、第一課題『ルールに基づいた建築設計』の講評会。
皆、それぞれの作品を発表する晴れの舞台です


上様の作品
「ポリリズム」をルールに用いました。

上


今回はルールを使うことを掴み、創ることがなかなか難しかったようです。
上様は、日常、システムエンジニアとして働いており、建築以外の仕事をしています。
また、学校で建築を学んだ経験もありません。
でも、この建築塾に入るにあたり一念発起し、建築を学び始めました。

つまり模型を作ることも、もちろん図面を描くことも、
さらには建築の図面を見ることさえも初めてです。
大学に入った建築学科の学生で言うと、まだ入学してから2ヶ月と同じ段階です。

それにも関わらず、
これだけの模型と図面を講評会に持って来られることに、
上様のやる気を感じます

この勢があれば、次の第二課題こそはルールに基づく感覚を掴める、との講評を頂きました



モニカの作品

モニカ

敷地全体に、輪ゴムで出来たような輪を敷き詰めた形態。
輪が互いに影響し合い、正円ではなく少し歪んだ楕円形のようになっています。
それらを2層積み上げました。



輪の中で、生活しているイメージがまだ足りない。
壁の量が多く閉鎖的になっている。
屋根は本当にパンチングで良いのか。などの講評を受けました。

また、モニカは講評会の後の宴の席ではプレゼンテーションで自分の言いたい事、
作り出した空間の良いところを上手く話せなかったと感想を述べていました。

先生から、それは日々の練習の中で上手くなる。
建築のことを知らない人に話てみて、理解出来るような説明を心がけ日々練習あるのみ。
つまり、場数だけがそれを解消してくれる、という言葉をいただきました。

先生もかつてはそれがうまくできず、森にある木に向かって話しかけて練習していたそうです。



続いて、理紗の作品

りさ

自然界に多く見られる六角形と敷地の情報のバーコードを用いて設計しました。


講評は、
作品に、詰め切れておらず放置されている部分がある。
それは敢えてなのか、そうなってしまっただけなのか?
もし、それを自分自身でわかっていてわざとならば良いと。

例えば、一部ガラス床になっている箇所が本当にそのカタチ、その場所で良いのか
詰めていないように見えるが、それはそれで成り立っているようにも見え、加えて大切なこととして、
そこに「詰め切れていない余韻」が漂っています。

理紗自身は時間がなく、もっと考えて作りあげたかったようです。
しかし、それが結果としてどこか理紗しか作ることが出来ない、少し力の抜けた建築になっています。
そういう非計画的な部分を敢えて残すような物づくりの方法も、大切であることが指摘されました。



ハスキーの作品

ハスキー

「木」という文字で作ったコンセプト模型を敷地全体に回転させながら配置しました。


講評は、絶賛。
単純なコンセプト模型から複雑で多様な空間が出来ています。
そして添景一つにしても、こだわっていて作品への強い思いを感じるとのお言葉も頂きました。

ハスキー5

ハスキー2



そして、先生から。
エスキースの途中でハスキーが2階を作ると言った時に、とりあえず作らせてみた。
そうしたら、結果として2階があった方が良い空間になっていると。

確かに、2階部分の三角形の壁が1階まで落ちていたり
テラスが出来ています。

ハスキーは大学時代に、一度建築の道を断念したそうです。
何を諦める必要があるのか、と私でさえ思ってしまいます。
この建築塾に入塾したことがハスキーの人生にとって大きな契機になっていると
感じるプレゼンテーションでした。



続いて、ミノルさんの作品

みのる2

六角形の内角を変形させ、敷地全体にオフセットし重なりをスラブにするというルールです。

何より、プレゼンテーションに引き込まれました。
ミノルさんの作品と、口調と、照明があいまってアトリエ内全体がなんだか不思議な雰囲気に...
どこか知らない世界に連れていかれそうでした...



講評はしばしプレゼンテーションの余韻が残った沈黙の後。

先生からハスキーとは全く違った作品だが、全く違う良さがあると。
この空間の中に入ってみたいというお言葉を頂きました。
ただし、家具があまり良くないそうです。
(黄色いアクリルで作っていました。)

みのる




ガラスが10m近く立ち上がり、幾重にも重なっている空間。
経験したことがないです...



最後は天久(あめく)
メロンの編み目をルールにし、スタディーを進めていました。
ゴムのような素材を使い、3次元的に空間を作ろうとしていましたが、
最初のコンセプトはとても面白かったのに、
今回の講評会では発表出来るほどのものが出来ませんでした。

植えた種を育てることが、天久には不得意なようです。
でも、それこそが建築をやること、厄介なものを蹴り飛ばす姿勢、
そんなものを私たちは天久に期待したいと思います。

次回の第二課題へ向け、スイッチを入れ替えてまた格闘して下さい



さて、全員の発表も終わり、宴です。
ここで、今回の第一課題『ルールに基づいた建築設計』の最優秀賞、優秀賞の発表が行われます。

しかし、今回はなんと
最優秀賞が2人です


「最優秀賞は.....藤田農(ミノルさん)」
よっしゃっっっっっっ

発表があった時の、このミノルさんの力強い言葉こそ、
彼の今回の作品への意気込みなのだと感じました。
そういう気迫があるからこそ、人と同じものにならない格闘もでき、
己との勝負もできるのだと思いました。

みのる3




そして、同じく最優秀賞は...
「松井周(ハスキー)」

ハスキー4


ハスキーは、自分では最優秀賞ではないと思っていたようです。
ミノルさんに負けたと思っていたようです。

そんなこと全く無いのに。

私たちは、ハスキーのこの弱気がちょっと心配です。
あれだけ並外れた作品を創り出せるなら、「僕が一番だ」と
胸を張っていて欲しかったです。

それも、いい作品を創る人の義務じゃないのかなあ、と思います。
できる人には、それなりの自信というものがあるのだというふうに感じます。

頑張れ、ハスキー。




ハスキー、ミノルさんおめでとうございます

しかし、みんなの悔しそうな顔も忘れられないです。
次の第二課題も切磋琢磨し、皆良い作品をゴリゴリ作って下さい





前田紀貞アトリエ 田中由美

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CELLULOID JAMへ

今日は建築塾の前に、塾生とアトリエ作品の一つである「CELLULOID JAM」
へ行って来ました

「CELLULOID JAM」
http://http://www.flickr.com/photos/nmaedaatelier/sets/72157622261728753/detail/


photo (2)




「CELLULOID JAM」の施主である坂野公一さんと、
イラストレータのオザワミカさんが 「建築に描かれたイラストレーション」展という展示を
「CELLULOID JAM」で開かれていて、
そこに8期生と共に、お邪魔させて頂きました。

フライヤー


「CELLULOID JAM」の壁面、テラスに直接油性の絵の具で描いているそうです!!
とても繊細な線で描かれた絵が建物全体に散りばめられていて、
建物を巡りながら絵を見ることが出来ました。

ちなみに、ここに描かれた絵は展示が終わっても消さずにそのままにしておくそうです。
少しずつ、色あせていく様子も素敵です。



photo (4)



塾生もとても熱心に楽しそうに、見学していました。
天久(あめく)は「やべっ、かっこいい」を連発...


photo (5)


そして、塾生達は課題で格闘している「ルールに基づいた設計」が現実の世界に建っているのを見て、
「ルール」を徹底することの意味を感じ取れたようです。

何より、今課題で作っている模型は、模型ではなく建築を作っている、
現実の世界に建ちそこで人が生活するという強いイメージを持てたのではないでしょうか。


photo (3)


第一課題の提出、一週間前に実際にアトリエの作品を見学しに行ける機会があったことは
本当に塾生にとって幸運なことです。

坂野さん、オザワミカさん素敵な時間をありがとうございました



前田紀貞アトリエ 田中由美


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